G様邸(リノベーション住宅)

フォトライブラリー(before)~リノベーション前


外観

 

敷地の東西方向に横に長い建物です。

 

敷地の北側に道路がありますが、

 

建物が建付けてある敷地とは、およそ3mの段差があります。

 

また、建付け敷地の全面から4mほど前から、

 

大きな崖となった場所で、

 

建て替えには相当の資金が必要だったため、

 

リノベーションで進めることとなりました。


玄関

 

平成15年に一度断熱リフォームをいたしました。

 

その際に玄関ドアを断熱ドアに付け替えました。

 

玄関の左右が解放され、常に開放的ではありましたが、

 

枯葉が舞い込んだり、

 

吹雪で雪で覆われたりしていました。

 

また、換気が十分に機能していなかったようで、

 

ドア枠に結露した水滴が凍り付き、

 

開放できなかったことがあったようです。


玄関ホール(階段ホール)

 

転勤が多かったようで、

 

玄関先のホールには、なかなか片付けられない

 

衣類が所狭しと置かれていました。

 

絵画を飾り付けている玄関ホールも

 

もったいない有様でした。


1階リビング・ダイニング(階段ホール)

 

平成15年に断熱改修されたリビングダイニングの一部です。

 

2階玄関ホールから、階段ホールとして延びています。

 

当時、床が無垢のベイマツで張り込まれましたが、

 

18年の歳月の中で、学校の床のように、

 

黒く磨きこまれていました。


1階廊下

 

今回、リノベーションを進める必要に迫られた

 

1階の廊下です。

 

昭和43年の建築当時から変わっていないようです。

 

天井には、結露と思われるシミや

 

床は弱って、歩くのに不安を感じました。


1階寝室(A)

 

この寝室は、後から増築されたようで、

 

しつらえがやや若く感じました。

 

ここでも、長くお使いいただいていた家財道具が

 

場所を占領していました。


1階寝室(B)

 

こちらの寝室は、建築初期のころからのつくりで、

 

天井も色あせ、痛みもほうぼう見られました。

 

窓がないため、明かりをつけないと

 

真っ暗になります。

 

 


2階寝室

 

2階寝室の写真です。

 

窓から、眼窩が見渡せる眺めのいい場所です。

 

1階寝室と同じく、

 

建築当初から変わっていないようです。

 

天井も、床も随分傷んでいました。

 


温熱データー(改修前の2月)


1階廊下をサーモカメラで見てみました。

 

2月1日に撮影したものです。

 

床面が冷たく、天井に近くなるほど温かくなっているのがわかります。

 

暖房をつけても、温かい空気がどんどん逃げて行ってるのがわかります。



同じ日に、2階をサーモカメラで撮ってみました。

 

窓から日射熱が入り込んでいるのがわかります。

 

でも、中は6度程度で、冷たく、

 

天井面は8度前後まで温められた空気で満たされてます。